天の国 2020 9 22 Autumnal Equinox Day

 図書館へ行くと、あらゆる新聞があります。
全国紙から地方紙、さらに業界新聞まであります。
 新聞が好きな私にとっては、
図書館は、「天の国」です。
 しかし、一定の「作法」があると聞いたことがあります。
図書館では、日本経済新聞や読売新聞や朝日新聞が人気が高く、
早めに読んで次の人に譲るほうがよいという。
 その点、私の場合は、のんびり読んでいられます。
さすがに、英字新聞では、競合する人が少ないからです。
 「The Wall Street Journal.」や「The New York Times」を読みながら、
のんびりと考え事をしていても、問題ないかもしれません。
 今回は、「The New York Times」をじっくり見ました。
日本では、最高裁判所の判事が死去しても、
あまり話題になることはありません。
新聞には、小さな記事が載る程度でしょう。
 しかし、アメリカは違います。
大騒ぎとなります。
日本で言えば、現職の首相が急死したような騒ぎとなるでしょう。
 なぜかというと、アメリカでは、
最高裁判所は、ある意味で、大統領以上の権力を持っているからです。
そのような力があるうえに、判事の任期は終身制です。
 ニュースでは、ギンズバーグ判事の死去を伝えています。
ギンズバーグ判事は、リベラル派の大御所と言われます。
 ただでさえ、最高裁判所では、保守派が優勢で、リベラル派は劣勢にあるのに、
ギンズバーグ判事の死去は、大きな衝撃です。
 リベラル派の「The New York Times」は、
まるで国民的英雄が死去したような、
あるいは、スーパースターが死去したような報道ぶりでした。
 確かに、ギンズバーグ判事は、司法界のスーパースターであり、
不世出の法律家でもあったと思います。
 「The New York Times」の紙面では、以下の見出しがありました。
「Vacancy on court upends U.S. campaign」、
「Death of Ginsburg injects even wider array of issues into the contentious race」
 私は、記事の内容ではなく、別のことが気になってしまいました。
「upend」という英単語は、日本の学校では習わないかもしれない。
簡単そうな単語でも、意味を知らない日本人が多いかもしれません。
 「upend」は、「up-end」と分解してみるとわかりやすくなります。
「ジーニアス英和辞典」では、「逆さまにする」、「ひっくり返す」とあります。
 辞書では、解説が少ないので、マイナーな単語と判定したかもしれませんが、
「The New York Times」では、この単語が好きかもしれません。
 さて、天国の門は、ギンズバーグ判事に開くのか。
たとえ、不世出の法律家であっても、
神や霊界を信じていなければ、門は開くことはないでしょう。
もちろん、ギンズバーグ判事は、信仰心が深い人だったと信じています。
 20世紀や21世紀は、科学技術の発達によって、
神や霊界を信じない人が増えました。
 イエスキリストは、こう言います。
「悔い改めよ、神の国は近づいた」
































































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